中部支部特別研修【報告】
日時 : 2026年1月24日
会場 : タワーラウンジ・カシメ
演題 : 個人事業に役立つ確定申告の実務
講師 : 竹中 啓倫 経営士 税理士 名古屋税理士会中小企業支援対策部所属

現在、令和7年度分の確定申告の申告及び納税を行う時期に来ております。昨年10月に「経営に関する税金知識」をテーマにお話しさせて頂きましたが、確定申告を行う直前期において、もう少し実務に即した実態をお話しさせていただいている。
・年収の壁について
世間で言われている「年収の壁」について、簡単に説明させて頂く。「年収の壁」は大きく言って、税金と社会保険で発生しており、税金では、配偶者が自ら働いて世帯主の扶養から外れてしまい、副次的に世帯主が勤務する会社から扶養手当をカットされてしまうことの弊害のことで、社会保険は配偶者が自ら働いて世帯主の扶養から外れてしまい、自ら社会保険に加入しなければならなくことの経済的負担のことである。その点をわかりやすく説明させて頂いた。
・消費税(インボイス)について
現在、インボイス制度が導入され、少額の納税者であっても、事実上消費税の申告納税が要求されるようになり、どうしてそうなったのか、それを軽減する税法上の制度の利用について説明させて頂いた。その制度についても課税が強化されてきており、この先の税制改正について、わかる範囲で説明させて頂いた。
・国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用した確定申告の実際
最後に、スマホを利用した確定申告のデモを行った。パソコンによる確定申告は便利かつ手間が少なく確定申告ができるようになったが、ここ数年は、スマホによる確定申告が使いやすくなった。そこで、私のデータを利用して、説明を行った。利便性の向上した点では、マイナポータルを利用して情報収集が便利になった点が挙げられる。保険料の証明書や源泉徴収票が電子に集めることができ、紛失等にトラブルが少なくなる点である。個人的には、医療費控除を行うために領収書の収集するのは簡単になり、たくさんの領収書を漏れなく収集するのは、楽になっている。
以上、簡単に説明させて頂いたが、一番喜ばれたのは、早めに説明を切り上げ、質問事項に時間を割当て、質問事項が思ったより多く出てきたことわかり、それだけでも、今回の時間を設けさせて頂いたメリットがあったと思う。
記:竹中 啓倫










