日本経営士会中部支部

2025-08-27

第3回ビジカル交流会

開催日:2025年7月26日  

会場:タワーラウンジ・カシメ

「ビジカル」とは、ビジネス×エシカルの造語。環境や社会に優しい事業や活動のPRとビジネスマッチングの場として、「ビジカル交流会」を開催しています。

ビジカルメインスピーチ 

テーマ:「エシカル・シンキングのすすめ:価値観の転換がビジネスを変える」

スピーカー: 西森 真紀 氏 いまここプラス代表 経営士 / 組織開発コンサルタント

今回のキャッチフレーズは、 “きれいごと”で終わらせない「エシカルな視点」でビジネスの課題を逆転発想。発想力を刺激するワークで、エシカルから“稼ぐ力”を見出してみませんか?

西森さんの関心事項は、「エシカルとインクルーシブ、誰一人取り残さない社会づくり」とのこと。エシカルとの出会いは、高校時代、プランクトン観察を通し、食糧問題や砂漠化、生命など環境に関心を持ったことでした。大学は農学部に進み、疫病菌とジャガイモの生体反応を研究し、環境ビジネスや微生物への関心を深めました。 ワークでは、オズボーンのチェックリスト(9つの視点:転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、再配列、逆転、結合)を基にした、エシカル・リフレームワークシートを使い、地域交通を事案にした課題解決のアプローチを試みました。エシカルを多様な視点で問い直す体験ができ、参加者からも「発想の幅が広がり、企画や商品開発に役立つと思った」「既成概念にとらわれず、新鮮なアイデアや気づきを引き出す体験になった」などの感想が聞かれました。AIと「Canva」(クラウドデザインツール)を活用したプレゼンテーションも参考になりました。

■ビジカルサブスピーチ・懇親会

サブスピーチは、記憶工学研究所の青海佳子研究員による「やさしい日本語ワークショップ」でした。日本語は、アメリカ国務省の「言語習得難易度ランキング」でも最高難易度のカテゴリー5に分類される、難しい言語です。在留外国人の多くは、日本語を学習していますが、日本人同士が使う日本語では理解できないことがよくあります。外国人と会話するときは、日本語を簡単でシンプルに調整し、相手に伝わるように話すことが大切とのこと。 今回は、外国人など、難しい日本語が不慣れな人にも、伝わりやすいように工夫された「やさしい日本語」の使い方について、具体例を交えてお話しいただきました。日本では、生産人口の減少により、多くの外国人就労者を受け入れています。今後もこの傾向は続き、多文化共生社会が加速していくと思われ、外国人とのコミュニケーションのツールとして「やさしい日本語」が生かせるのではと思いました。

スピーチの後は、和気あいあいとパーティータイム。参加者が、自身や自社の事業や活動を紹介し合うなど、今回もビジカルで楽しく、有意義な交流会となりました。

記:江口敬一

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