ホームページの役目
2022/3/8配信
「儲かる会社になるヒント No.8」
今回のテーマは「ホームページの役目」
ホームページを作ったのは良いけれど、その後ほとんどページを更新していない会社があります。
勿体ないですね。
うまくホームページを使うことで、会社の業績が上がります。
ホームページの役目
◆ ホームページを検索する
どの業界もネットの活用が拡がっています。
そして、ネットを活用するための基本は、「ホームページ」です。
あなたの会社にも「ホームページ」があります。
どんなページになっているでしょうか。
「ホームページ」は、会社のことをよく知ってもらうためのものです。
たとえば、あなたの会社で扱っている製品について知りたい人がいたとします。
世の中は「ネット検索」の時代です。
そのお客様は、きっとネットで製品やサービスを検索します。
どんな製品か、どんなサービスか知りたいからです。
その結果、あなたの会社のホームページにたどり着くことが出来ました。
すると、そのお客様はこう思うでしょう。
「うわっ、見やすくて良いデザインのページだ。きっと実際の会社も立派で、良い製品を扱っているに違いない」。
これで会社の「ホームページ」は、お客様の心をつかみました。
◆ ホームページの中身
しかし、まだ会社のことはよく分かりません。
そこで、ホームページの中の別のページをクリックします。
お客様は「経営者より」というページを開けました。
いきなり、経営者の笑顔の写真が迫ってきます。
そして、会社の思いや方針について熱く語っているのです。
「なかなか面白い人だな」。
そうなると、次のページも見たくなります。
「お客様の声」というページがあります。
クリックをすると、そこには数十人のお客様がいました。
会社についての評価でいっぱいです。
それらを読むと、どうもお客思いの会社のようです。
◆ お客様を動かす
かなり、会社のことが分かってきました。
そして、他のページには社員の方が書いたブログが載っています。
読んでみると、これが面白いではありませんか。
スタッフの失敗談や、業界の裏話などが書いてあります。
お客様は、このスタッフに会ってみたくもなりました。
さらにページをチェックしてみると、
「製品の選び方」「製品の使い方」「正しい手入れの仕方」「用語解説」など、役に立つ記事でいっぱいです。
そのうえ、分かりやすい動画がいくつも載せてあります。
「ここまで丁寧な会社なら、この会社の製品を買ってもいいかもしれない」。
お客様は決めました。
「すぐ、この会社に連絡してみよう」。
お分かりでしょうか。
このようにホームページはお客様に行動を起こしていただくためのものです。
ぜひ質の高いオームページを作って、うまくネットを活用しましょう。
編集後記
ホームページは、ネット戦略の中心となるものです。
ホームページから、会社のブログやSNSに飛ぶようにしておく必要があります。
また逆に、ブログやSNSはもちろん、メール、名刺、カタログなどからも、ホームページへ訪れるような仕掛けをしておかなくてはなりません。
(文責:経営士 梅本泰則)