第８回環境経営士フォローアップ研修会開催

三品支部長挨拶

環境経営士のフォローアップ研修（２年に１回）を、産業廃棄物処理業をされている㈱東伸サービス様の現地視察研修会という形式で実施した。環境経営士のコンサルティングのスキルアップを図ることを目的に､現地視察の後に、SDGsの視点から、経営改善施策を検討・提案した。

１．開催日時：2022年7月16日(土）10：00～16：30　

２．開催場所：㈱東伸サービス (豊田及び日進プラント)　　　     

３．参加者：三品富義支部長、石川隆幸、林広高（幹事）、
　　　　　　　　　　　　                         日比野徳昭、星野　潤、今枝健治、（敬称略）計６名

（検討打合せ模様）

４．スケジュール概要

10：00　豊田プラント　現地集合（愛知県豊田市）
             社長挨拶・支部長挨拶・プレゼン・会社案内
11：30　昼食・日進プラントへ移動
13：00　日進プラント見学（愛知県日進市）
14：00　豊田プラントにてグループディスカッション
16：00　発表・修了書授与、記念撮影など

５．研修概要

会社の現況の説明を受けた後、現地視察を実施。
その後、グループディスカッションにより経営課題の抽出と改善案の検討、提案内容をまとめる。
・現地視察：㈱東伸サービス　日進プラントを現地視察
・現況の説明：石川環境経営士による会社紹介　プラント概要等の説明
・研修会：短期・長期の課題を抽出し、SDGsをベースに改善案を検討・提案。

（廃棄物処理視察中）

（研修参加者）

６．まとめ　(研修の成果・効果・達成度)

現況における短期・長期の課題を抽出した後、課題に関し経営改善事項をまとめた。
　①産廃仕分けルールの具体的な表示やリサイクル教育などの充実を図り、②行政に対してはワーキンググループを編成して対応する進め方や、③事業活動、CSR、SDGs 活動などをホームページに掲載しPRをする点、④動画マニュアルによるマルチナ人材づくりの推進、⑤焼却設備は排熱の再利用も考慮した新設更新などの内容を㈱東伸サービス様へのご提案とさせていただいた。
　終了後、参加者からは、研修会の目的や達成度に、概ね良好の評価が得られた。また、今後は参加対象者を拡大して、外部視察研修会の継続的な実施、さらには他のテーマでの開催希望などの意見もあった。
　現地視察から企業経営改善施策の提案まで、欲張った企画ではあったが、初回の試みとしては充実した研修会となった。

（記）中部支部　経営士　環境経営士　　林　広高