8/23(日)経営研究会「人口減少社会のデザイン」を読んで

テーマ:「人口減少社会のデザイン」著:広井良典 事前読書済みでの検討会

日時:2020年8月23日(日)13:30~15:30

場所:名古屋市教育会館

【本の概要】

2050年時点で日本は持続可能か、と言う問題がある。国の債務1000兆円超え、格差の広がり、コミュニティの崩壊、都市一極集中型の弊害、地方分散型社会への移行可能性、社会保障の今後、医療費の持続化、超高齢化時代、福祉社会の構築など、どうしていくかという課題をいくつかの海外や日本のデータに基づき考察し、日本社会に応用していくことが必要である。

【感じたこと、気づいたこと】について参加者から下記のような意見をいただきました。

令和になった今においても、昭和の高度成長時代を引きづっている人も多く、このコロナ禍において変革する必要がある。特にデジタルトランスメーションの遅れ、EC販売などの消費や売り方の変化、コミュニュニティ不足の解消、環境問題の食品ロス減少や省エネルギーを踏まえ持続可能なSDGsに対応した動きが今後は不可欠となる。

【コンサルとしてどう活かしていくか】については、下記のような意見でした。

・経営者の高度成長時代の考え方を転換させる。

・都市も地方もコミュニティが活発になる必要があるという視点を持つ。

・DXが進んで行く中で、コンサルタントとしてもデジタル化の勉強が必要である。

・環境問題を考慮し、SDGsを企業経営に活用するよう提言していく。