支部研究会「情報セキュリティ基本のき」
◆支部研究会
テ ー マ:「情報セキュリティ基本のき」
講 師:大橋 康子
開 催 日:2024年5月11日
開催場所:中日メディアブレーン会議室
企業や組織においては、たった一人の不注意が、コンピュータウィルス感染や情報漏洩といった脅威につながることもあります。今回は「情報セキュリティ基本のき」と題して、脅威の具体例とその対策をお伝えしました。
2020年1月6日以降、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、「感染拡大を防ぐためリモートワークを実施した」企業の割合は、政府の1回目の緊急事態宣言時(2020年5月28日から6月9日)には56.4%でしたが、その半年後(2020年11月)における業種別のテレワーク実施率を見てみると、情報通信業(55.7%)、学術研究/専門/技術サービス業(43.2%)や金融業/保険業(30.2%)において高い実施率を維持している一方、医療/介護/福祉(4.3%)、宿泊業/飲食サービス業(11.1%)や運輸業/郵便業(11.3%)では、実施率は低迷していました。(総務省HP参照。)
しかし、当時から約3年が経過した現在では、医療福祉、飲食サービスの分野でもデジタル化が進みました。働き方は変わる、変えざるを得ない真っ只中なのです。
聴講された皆様からは、見聞きした事例の共有をいただき、その対策方法についてお伝えしました。そして、一人一人が情報セキュリティ対策の必要性を理解し、自覚を持って取り組むことが必要であるとの認識を深めていただけたのではないでしょうか。
これからも、情報セキュリティの重要性についてお伝えしていきたいと思います。
記:大橋 康子