環境経営士養成講座を終えて
◆「環境経営士養成講座を終えて」
主 催:日本経営士会中部支部
開催日時:ベーシックコース 2024年2月11日
アドバンストコース 2024年2月17・18日
開催場所:愛知学院大学名城公園キャンパス
受 講 者:各コース5名
講 師:三品富義、今枝健治、溝口知秀、林広高
中部支部において、第8回環境経営士養成講座が2024年2月11日(ベーシックコース)および17・18日(アドバンストコース)の計3日間、愛知学院名城公園キャンパスにて開講されました。今年度の受講生は男性4名と女性1名の計5名でした。
今回の受講生は、すでにコンサルタントとして独立している方、財務関連専門家の方、産業カウンセラーの方、スペインで生態経済学を学んだハイスペックな方や、環境測定の実務に携わっている方に参加いただき、まさしく多様性ある多彩な顔ぶれでした。
受講動機を尋ねますと、業務上訪問先で「SDGs」「脱炭素」「CO2削減」など、環境に関連する言葉を耳にすることが多くなり、環境問題についての知識の習得が必要不可欠であることを実感してとのことです。
講座では、受講生から実務場面を想定した質問が飛び交い、講師も思わず戸惑う場面がありました。一方、今回の講師陣からは、「環境」をテーマとした内容の幅が広すぎて講座の内容が表面的になってしまったとの反省がありました。今後はポイントを絞り、受講生のプロフィールを詳しく把握して、カリキュラムをアレンジするなどの工夫が求められます。
今回の講座は、事前準備の不足感は否めませんが、講師陣の経験と力量によって無事に乗り越えられたのではないかと思います。最終日の試験結果は全員合格で、環境経営士の資格申請後、3月12日の本部での資格審査も無事に通過し、全員が環境経営士として登録されました。
最後に、受講生の皆さんには、中部支部所属の環境経営士として、社会活動を通して、さまざまな場面でご活躍されることを願っています。
記 今枝健治