環境経営士養成講座を終えて
◆「環境経営士養成講座を終えて」
主 催:日本経営士会中部支部
開催日時:ベーシックコース 2025年2月8日
アドバンストコース 2025年2月15・16日
開催場所:名古屋テレビ塔タワーラウンジ・カシメ
受講者:ベーシックコース3名・アドバンストコース4名
講 師:林広高、溝口知秀、今枝健治、江口敬一
中部支部において、第9回環境経営士養成講座が2025年2月8日(ベーシックコース)および2月15・16日(アドバンストコース)の計3日間、名古屋テレビ塔タワーラウンジ・カシメにて開講されました。
今回の受講生は、IT系企業経営者、金融機関役職者、環境関連業務従事者、IT系企業勤務者の方という顔ぶれでした。受講者に、環境経営に関心を持った動機を尋ねると、「社会に商品として供給されたプラスティックが、海中に廃棄され、山のように浮遊している映像を見たのがきっかけ」と言われた方が非常に印象的でした。
講義内容については、前年度の反省を踏まえて、各講師それぞれが、平滑にならないようにオリジナルの資料を差し込んだり、トピックを挟んだり、堅い内容になりがちな法律関連の部分では生活に密着したQ&Aコーナーを設けるなどして、環境経営について関心・意識が高まるような工夫をされた跡が見えました。これに関しては、受講生のアンケートにも、本講座の内容に関して、「理解が進んで参考になった。」、講義に関しては、「わかりやすい説明で理解しやすかった。」などの意見をいただき、更には、ある受講生から、「今後の目標として、10年後にはこの環境講座の講師を担当するぞ!」とのコメントもいただけたことが、特段の成果として挙げられるのではないでしょうか。
最後に、環境経営士として社会課題の解決の一端を担う会員が増えるよう、当講座を一人でも多くの方に知っていただき、そして参加につながるような活動に取り組んでいきたいという思いを新たにしました。 (記 今枝健治)

受講風景

修了記念撮影