第9回環境経営士フォローアップ研修開催

三品支部長挨拶

第9回環境経営士フォローアップ研修会

開催日:2023年7月15日(土)

開催場所:ウィンクあいち

参加者:10名

 今回の環境経営士フォローアップ研修は、SDGsに関する取組事例の紹介、及びケーススタディ(ロープレ)によるコンサルティングスキルアップを目的として実施した。

<研修概要>

Part1:日進市が主催している「530(ごみゼロ)運動」や「わいわいフェスティバル(SDGs)」の取組みにつき、その具体的な活動内容が紹介された。
 続いて、㈱タンガロイ社の環境報告書をベースに、企業におけるSDGs事例等を紹介し、企業の本業とSDGsとの結びつきなどにつき理解を深めた。

Part2:午後からの研修は、コンサルスキルアップのためのケーススタディ(ロープレ)研修を行った。SDGsをテーマに「街のパン屋さんにアプローチする」という設定で、どのようにコンサルするかという内容です。研修参加者を3つのグループに分け、それぞれの役割分担を変えて3回実施した。

各グループのロープレの状況

<参加者の意見(研修後レポートより)>

★よく理解できた意見

 地域イベントでは、様々なアプローチで取り組まれていること、具体的な活動が理解できた。530運動の効果として、街を綺麗にするだけではなく、拾わないごみが増えるとどうなってしまうのだろうかという気持ちが芽生え、それがごみ削減の意識の醸成に繋がることが理解できた。日常的にSDGsを意識し、いつでも話せるように、自分自身の引き出しを作っておく必要性を確認することができた。

★理解が難しかった意見

 研修課題は、専門性の高い商品に関する設定であったため、もう少し詳しい商品説明があると良かった。ロープレの設定がやや唐突的で、少し現実離れしていると感じた。

★実践に使えるネタの意見

 環境調和製品の紹介事例、バナナペーパー活用事例、ロープレはかなり高負荷な練習になりました。繰り返し練習すれば、実践に役立つと感じました。

※参加者の自己総合評価は平均78.9点の評価でした。

記 経営士・環境経営士 林広高