コンサルティング研究会「コンサルが伝えてきた経営者の心得」

梅本泰則講師

開催日時:2021年10月17日(日)13:30~15:00

開催場所:ZOOMオンライン 参加者10名

テーマ:「コンサルが伝えてきた経営者の心得」

経営コンサルタントは経営課題解決のための知識や手法を伝えるだけが仕事ではありません。経営者に対し、経営や経営者のあり方の話をするのも重要な仕事です。今回は、梅本氏が12年間のコンサルの中で、経営者にどんなことを伝えてきたか、そのエッセンスを披露してもらいました。

紙幅の関係で話の全部を紹介することは出来ませんが、「経営者に伝えてきたこと」のいくつかをピックアップしてみます。

・企業は経営者の器以上には大きくならない。だから、経営者の器を大きくすることが肝要。

・経営者は一流の人間であれ。特に大事なのは「すなお」「勉強する」「前向きに考える」ことである。

・漠然とした不安を打ち破るためには、もう一度「理念」を考えること。そして、社員全員と共有することが重要である。

・売上の壁を破るのは経営者の仕事である。そのポイントは人材育成と権限委譲にある。

梅本氏は、経営者との面談を通してこのような話をすることはもちろん、顧客へのコンサルティングレポートの中でも経営者のあり方を熱く語っているそうです。さらには、「経営者の心得」というオリジナル小冊子を作って経営者に渡すこともしています。

なかなか普段は聞けない話でしたので、参加者の皆さんにも参考になったことでしょう。