メッセナゴヤ2022出展
令和4年11月16日(水)~18日(金)の3日間、名古屋市国際展示場 ポートメッセなごや第1展示館(名古屋港金城ふ頭)にて開催された「メッセナゴヤ2022」へ、日本経営士会(中部支部)として出展・参加しました。本年はその開催テーマを『混ざりあえ!Fusion 新たな商機』と題しての実施でしたが、日本最大級の異業種交流展示会と銘打っている通りの規模で、地元東海地区のみならず全国各地、さらには海外から800社・団体を超える出展がありました。
本展示会は2006年より開催され、今年で17回目となりますが、昨年までの4日間の開催が今年は3日間に短縮されました。これはコロナ禍の影響によるもので、開催期間中の来場者数の減少が心配されました。しかし、主催者のメッセナゴヤ実行委員会の発表によりますと、3日間を通しての来場者数は41,445名と、昨年の38,000余名を超えて大盛況となり、展示各ブースにおいては、商談などの人的交流が活発に行われていました。また、並行してオンラインメッセナゴヤも、11月1日(水)~30日(水)まで開催され、PVはおよそ16.6万と、こちらも昨年の12万をはるかに超えたとのことでした。
この展示会は、ブース出展料が比較的リーズナブルなため、小規模な事業者でも出展しやすいことが特徴です。また、普段はなかなか接することができない他の業界の方と交流を持つこともでき、思わぬ商機を得る機会も生まれています。本当に会場内は個人事業者から大企業まで色とりどりで、まさに最大規模の異業種交流が行われています。
今回の出展に当たり、当支部では「メッセナゴヤ委員会」を5月に立ち上げ、出展の目的の確認や取り組みの方策について、話し合いを何度も重ねてきました。そして、本年の出展の目的を、この12月から開催予定の「経営士補養成講座」及び「環境経営士養成講座」の受講生の獲得とし、委員各人に役割分担を決めて、出展に向けて入念に準備を進めてきました。その成果として、当支部ブースには90名の方にお立ち寄りいただくことができました。
また、出展者プレゼンテーションとして、展示館1階コンコース特設会場にて、「コンサルスキルアップ向上の経営士とは」と題する講演を、三品富義中部支部支部長が行い、こちらの講演にも24名の参加をいただいております。
なお、会場内で行われましたセミナー・イベントに関しましては、エネルギー、カーボンニュートラル、ロボット・AI、中小企業の海外戦略等、地元自動車関連企業に直結するテーマも多く、自動車EV化の開発競争にしのぎを削っている業界の現況を垣間見ることができたのも、ひとつの成果であったと思います。
(記:今枝 健治)