コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動

一般社団法人 日本経営士会 中部支部

  • トップページ
  • 中部支部通信
  • 経営士になりたい方
    • 経営士とは
    • 経営士になると
    • 経営士になるには
    • 環境経営士とは
    • 講座・セミナー
      • 経営士養成講座
      • 経営士補養成講座
      • 環境経営士養成講座
      • MPP実践講座
      • 経営ゲーム
    • 入会ご案内
  • 中部支部活動・案内
    • 支部長あいさつ
    • 研究会
    • エコステージ導入しませんか
    • 研究会・活動スケジュール
    • 中部支部組織図
  • お問い合わせ
    • よくあるご質問
日本経営士会 中部支部通信
  1. HOME
  2. 日本経営士会 中部支部通信
  3. 儲かる会社になるヒント
  4. 社員を育てる「まほう」
2022年4月19日 / 最終更新日時 : 2022年4月16日 竹内隆二 儲かる会社になるヒント

社員を育てる「まほう」

2022/4/19配信


「儲かる会社になるヒント No.10」


テーマは「社員を育てる『まほう』」。

年度も新しくなって、新入社員も入ってきたことでしょう。

また、新しい部署に配属され、張り切っている社員も多いことでしょう。

その人たちを育てることも、会社には必要なことです。


社員を育てる「まほう」

◆ まほうの法則

あなたは、社員を育てることは難しいことだと思ってはいませんか?

実は、「まほうの法則」を使えば、うまく社員は育ちます。

この「まほうの法則」とは何でしょうか。

それは、「まかせる、ほめる、うつす」という法則のことです。

つまり、社員に仕事をまかせ、その仕事ぶりをほめて、あなたの経験や知識や技術をうつす、ということをすれば、社員が育ちます。


例えば、新入社員が入って来たら、すぐに営業をまかせてみてはいかがでしょう。

新人社員はとまどいながら、そして苦労しながらだんだん営業力がついていきます。

その動きを見ながら、機会があるたびにほめてあげることです。

「うまくなったね」「センスが良いね」「よくやっているね」「助かっているよ」

こんな一言で、新入社員は報われます。

◆ うつす

その次は「うつす」です。

あなたが経験したことや学んできたことを伝えてあげましょう。


例えば「メーカーさんのカタログを隅々まで読むと、商品知識がもっと増えるよ」「あのお客様はN社の商品が好きだよ」「お客様のクレームには、こんな方法で対応するといいよ」とか、新入社員が困っていそうなことに対して、ちょっとしたヒントやコツを移し伝えるのです。

まかせられた仕事に苦労をしているときですから、アドバイスがすんなりと入っていきます。

しかも、ほめられた後なので気分が良いです。すなおに言葉が入っていきます。

そうすれば、新入社員も早く成長するでしょう。

◆ 次の段階

そして、その新入社員が仕事に自信がついてくると、今度は技術を習得する時期が来ます。

企画書作成とか、上手なエクセルの使い方とか、仕事に必要な技能です。

このときも「まほう」を使います。まずは、まかせてやらせてみます。

本番ではなく練習です。当然、最初からはうまくいきません。それでも、ほめます。

そして、自分の技術を教えて、移します。

それをくり返しながら、もう大丈夫だと思ったときに、本番をまかせましょう。

そして、その後も「まほうの法則」を繰り返します。

やがて、あなたの腕を上回ってしまうかも。

◆ 管理職を育てる

さて、重要なのが管理職を育てることです。

この場合は、計画的に「まほう」を使うと良いでしょう。

管理職がやるべき仕事は、山のようにあります。

「販売計画の立案」「計数管理」「取引先との交渉」「部下の育成」など。

管理職候補の社員に、これらを少しずつまかせていきます。

そして、その仕事ぶりを見ながらほめてあげます。ほめことばは簡単で良いです。

それと同時に教えられる手法やノウハウがあれば、すぐに移します。

やがて権限を移していくことも必要です。


いかがでしょうか。これが、社員を育てる「まほうの法則」です。

もう以前のように、見て覚えるとか、頭ごなしに厳しく教える時代ではありません。

社員の育て方も変えていくことです。

そして、実はこの「まほう」、さらに良いことがあります。

「まほう」を使うことで、あなた自信も成長します。それこそ、魔法のように。

編集後記

社員の育て方は、会社によってさまざまです。

研修をしたり、OJTを行ったり、そこには経営者の考えが現れてきます。

その手法はどうあれ、大切なのは教える側の人間力です。

ですから、それぞれの人間力を磨くことも、会社は大切にしなければなりません。


(文責:経営士 梅本泰則)

 中部支部通信 メルマガ登録はこちらから 
  • Facebook
  • twitter
  • Hatena
  • Pocket
メルマガ
儲かる会社になるヒント
続・コンサルの現場

前の記事

会社の風土を良くする手法
2022年4月12日
実践経営講座

次の記事

成果の上がる組織作りの基本
2022年4月26日

Translation

バックナンバー

5Sを徹底させる打ち手とは
2022年6月28日
排除したい4つの毒
2022年6月21日
会社内の働く環境整備で会社が変わる
2022年6月14日
企画の是非は何で決まるのか
2022年6月7日
やる気の素
2022年5月31日
カーボンニュートラル要望への対応
2022年5月24日
韓非子に見る経営コンサルタントの神髄
2022年5月17日
会社のブランド力を上げる法
2022年5月10日
工場見学を推進する
2022年5月3日
成果の上がる組織作りの基本
2022年4月26日
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 一般社団法人 日本経営士会 中部支部 All Rights Reserved.

Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit by Vektor,Inc. technology.

MENU
  • トップページ
  • 中部支部通信
  • 経営士になりたい方
    • 経営士とは
    • 経営士になると
    • 経営士になるには
    • 環境経営士とは
    • 講座・セミナー
      • 経営士養成講座
      • 経営士補養成講座
      • 環境経営士養成講座
      • MPP実践講座
      • 経営ゲーム
    • 入会ご案内
  • 中部支部活動・案内
    • 支部長あいさつ
    • 研究会
    • エコステージ導入しませんか
    • 研究会・活動スケジュール
    • 中部支部組織図
  • お問い合わせ
    • よくあるご質問
PAGE TOP